近年、自動車の燃費規制の導入が進んでいる

近年、自動車の燃費規制の導入が進んでいる。AZAPAでは「いっぽう、最も厳しいとされる2020年以降の規制への対応シナリオは明確にされていない。自動車の進化の方向性、自動車の価値や役割に関しても見つめ直す機会」と分析する。

AZAPAは、国内自動車メーカーおよびサプライヤーに向けて、モデルベーステクノロジーを基盤とするフロントローディング化(開発の初期に負荷をかける)を行なうプロセスを提唱し、自動車の機能システムごとの性能(局所最適解)のインテグレーションと、自動車全体の性能(全体最適化)の可視化と設計の仕組みを、ソリューションとして提供している。

http://vahoreuoi.on.omisenomikata.jp/diary/1710092
http://プレスリリース.com/articles/1223

AZAPAと早稲田大学との取り組みにより、自動車の各機能システムのモデル化を推進し、AZAPAのソリューションを強固にする。また、早稲田大学自動車用モデルベース制御研究所は他大学とのインターフェイスも兼ね、精度の高い解析モデル(3D)を1Dシミュレーションモデルにリダクションするなど、AZAPAのサービスを支える研究機関のひとつとして機能する予定だ。

提供するサービスは、以下の通り。

http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20170909_tfd7.html
http://postmap.org/blog/1276239

(1)リダクションサービス……精度の高い解析モデル(3D)を制御で利用できるように、高速演算が可能な簡易モデルに変換(1Dシミュレーションモデル化)
(2)エンジニアリングサービス……車両の各機能システムのモデル化とインテグレーション、適合
(3)計測システムの研究・開発ソリューション……新たな適合手法の開発、およびセンサーレスな計測システムの研究・開発